自然光発電とか太陽光発電とか世間でにぎわっていますが、そのような大それたものでなくＤＩＹでそこらへんのホームセンターやおもちゃ屋さん等で調達できそうな部品で作ってみました。はじめは冗談で作ったのですが、意外と毎日しっかり動作し怪しげなインテリアとしても遊べます。ここでは、日亜化学工業の雷神NSPWR60CS-K1等(千石電商オンラインショップで購入)を使っていますが、輝度が低いですが使いスマホなどに機種変して要らなくなった使い古しのコンビニ携帯充電器や１００円ショップの白色ＬＥＤ製品から部品を取ることでも可能です。もしかしたら電力不足とか計画停電など暗い話の多いですがToyでちょっとだけ明るくすごせるかも知れません。

タミヤ　ソーラー工作シリーズには、0.5V-1200mAと1.5V-400mAがありますが、今回は0.5Vを三枚直列つなぎにして1.5V 1200mAとしました。この電圧では、赤と黄色のＬＥＤが薄っすらとしか点灯しないので、１００円ショップにあるＵＳＢ充電器で5Vまで昇圧し白色ＬＥＤに必要な電圧3.6Vを確保しました。

３枚を直列つなぎにして、両面テープでダンボールに貼り付けています。防水とは思えない構造なのでジップロック等で簡易防水します。	ジップロックにいれて防水し、風で飛ばないように洗濯ばさみで固定しています。ジップロックは紫外線で破れ易くなるので２，３ヶ月に一回で交換	コンビにで販売している、単三電池２本で充電できる充電器からDC/DCコンバーターを取り出しました。

この方式では、市販ＵＳＢ充電器の電池入力が３Ｖ仕様のものに１．５Ｖ程度しか加えないため非常に効率がわるくなっています。また５Ｖまで昇圧してLEDに電流制限抵抗で３．６Ｖまで落としているので更に効率がよくありませんが簡単に作れます。 太陽電池の枚数を増やし2.5V〜3V程度にすれば効率が良くなりますが。この太陽電池は1枚2,000円前後と高いのと、無負荷でも入力が3Vを超えないようにする為この枚数にしています。

▼太陽電池仕様なので昼間しか点灯しません。（おもちゃの太陽電池では、いずれか1つしか点灯できない）複数点灯する場合は専用の太陽電池が必要、夜間なども点灯する場合は、別電源が必要

使用するLEDは発光効率がよくわずか3.1V 20mA程度でろうそく並みに明るく 超広角タイプ(指向角：150°)で電球色タイプの日亜化学　 雷神(RAIJIN) NSPLR60CS-K1を使用しています。入手困難な場合は発光効率は極端に悪くなりますが他のLEDでも代用は可能です。ディフィーザーペーパー（光を柔らかく拡散する白い紙のような物）を使用していますがなければ、クッキングシート、トレッシングペーパ（第二原紙）でも代用できます。

コンビニで売っている単３電池2本タイプのコード付き携帯充電器をばらしたところ、コードなしタイプも構造はほぼ同じ	＜半田面＞不要な電池接続端子やケーブルを除去します。	＜部品面＞3本のリッツ線が出力で携帯の端子に行きます。シルクで"C"と印刷されている端子は携帯のコネクターで”Vo-”と短絡されそれでこの回路の電源スイッチ代わりになっているようです。
コントロール端子を接続し大容量電解コンデンサーとノイズ対策のコンデンサー太陽電池入力線や出力線などをすべて直付け	写真はユニバーサル基盤を１ｃｍｘ２ｃｍ程度に無理やり割って使っていますが直付けでも問題ありません。	プリムス ガスランタンIP-2245のマントルをかぶせる燃焼部分を金鋸等で除去しそこにLED（雷神）を接着し散光用にディフィーザーペーパかクッキングシートで元あったマントルサイズ内で囲む
散光用のシートとアルミ箔などでホヤに不自然な影が出ないように工夫しホットボンドなどの難燃性接着等でする