とにかく簡単ガス・ストーブ
ガスタイプのシングルストーブ例　イワタニ・プリムス IP-2243です。１５年？以上前に購入したものですが現役です。出力は3,600kcal/hで当時では高火力でした。 ボンベにレギュラータイプ(250G/500G)敷かない時代には、純正でバーナーの熱をヒートパイプでもらいうけタンクを温めるブースターがあり寒いところでも重宝しましたが現在は生産中止です。代わりに気化促進機構付き(250T/500T)などやプロパン混合などが発売されています。ガスタイプは、使用する温度環境により種類があり、レギュラータイプ（ブタンガス）は、夏場向きで、気化促進タイプは春先の山間部（外気温、周囲温度１４℃以上）、プロパンミックスタイプはもう少し寒い場合用ですが、基本的にガスは寒いところは苦手です。

キャンプ用ストーブではなく、家庭用カセットガスを野外で代用する場合は、器具側にヒートプレート機能がある場合なら１８℃以上あれば安定しますが、風に極端に弱いので風除けなどが必要です。５月でも山間部では早朝５℃〜１４℃と意外と低温になる場合があり、低温に弱いガス類は注意が必要です。火が数分つくだけで火力が上がらず、だんだんと火力が弱まり、ぬるま湯しか沸かせないことになります。

火力・安定性のガソリン・ストーブ
ホワイトガソリンタイプのシングルストーブ　コールマン （レギュラーガソリン兼用タイプ）
風や氷点下での寒さにも強く、火力の強さ、迫力はやっぱりガソリンです。ニードルのお掃除、ポンピングカップに注油など、お手入れが必要なところが難点ですが。パワフルに燃えます、ガソリンは専用のホワイトガソリンを入れるのですが。純正の専用の器具ガソリンフィラーなどもあるのですが、とにかくもれます、とにかくつくりがアメリカンなので多めに見て使わなければなりません。

最初は火力調整が滑らかなピーク１（Model 400A Stove)を使っていたのですが。手入れの際、内部でチェックバルブを折ってしまい取れなくなり、この2号機（車用レギュラーガソリンも緊急用として使えるタイプ）をもう10年程度つかっいる。ピーク１に比べ大雑把なつくりで火力調整も大雑把ですが、故障しにくく元気良く燃焼します。ジェネレータ、チェックバルブ、ポンピングパーツなど故障しやすいところは消耗部品としてある程度（年数による）購入可能です。手入れの保守部品の交換をすればかなり長く使えます。

ガスストーブの使い方
ガスボンベを装着しバルブをまわし少しガスを出しながら点火ボタンを押せば着火します。消火はバルブを閉め、保管ばボンベを外して保管します。

ガソリンストーブの使い方
ホワイトガソリンを缶から本体に入れます。本体にもガソリン缶にもノズル等は付属しませんので、市販のものかコールマンのガソリンフィラー等を使って補給します。（適当に満タンになると止まる仕組みになっています、が多少もれるので注意が必要です）キャップを締め、ポンプカップにリュブリカントを注油（専用のポンプ用潤滑油）し、ポンピングつまみをＯＰＥＮに回し穴をふさぎながらポンピングを数十回して圧力を上げます。ライタなどで火を火口に近づけバルブをゆっくり開きます。炎が上がったら火が安定するまで放置し、安定したら鍋ややかんをかけます。途中で圧力が足らない（火力が弱くなる）場合はポンピングします。（本体がかなり熱いので注意が必要）
使い終わりはバルブを閉じてしばらくすると火が消えます。収納する場合は冷えてからガソリンを抜き取るか使い切るのがベストです。抜き取る方法はコールマン、残ガソリン抜き取りポンプなどの専用のホースを使うのが便利です。ガソリンが入った状態で仮に運ぶ場合は、まず圧力を抜くために燃料補給キャップを開け加圧空気を抜きます。ポンピングつまみをＣＬＯＳＥ側に閉めバルブもしまっているのを確認して収納します。きちんとしていても輸送中などはガソリン漏れを起こす場合がありますので出来る限り保管はガソリンを抜くようにします。最後にポンピングカップ干からび帽子に リュブリカントの注油します。

七輪の使い方
ガスバーナーや液体、固体、ゼリー状各種着火剤などや着火剤付きの炭などがありますが、七輪をいためる場合もあります。また着火剤は激しくもえるのですが、肝心の炭になかなか火が付かない場合があります。昔ながらの火お越しをガスストーブやガソリンストーブなどで着火する方法は、多少炭が湿っていても確実に着火できます。火お越しで火をつける場合は、炭から熱気（赤外線）が出るまで焼きます。そして火から放しても自力で安定して燃える状態が続くようになったら七輪に入れます。空気調整扉（下にあるスライドの窓のようなもの）を最初は温まるまで閉め気味に調整しながら、しばらくして七輪が温まり火力が安定したら空気調整扉を開け気味に調整し、炭を追加してまた火力が安定するのを待ちます。全体に火がいきわたってきたら調理できます。消す場合は炭が燃え尽きるのを待つか、火のついた炭を火消し壷に入れふたをして空気を遮断する方法があります。七輪がだめになるので水で火を消さないように！、火消し壷で消した炭は、次回の着火用に使用します。通常の炭より着火性の良い炭になっています。